開催から1週間が経過してしまいましたが、10月1日、TAMAコミにて、弊サークルスペースにお立ち寄りくださった方、声をかけてくださった方、通販にて頒布物をお求めくださった方、本当にありがとうございました。
また、八王子という場所でこういった機会を作ってくださった主催の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
今回のブログでは、当日の会場レポートと、新刊についてのお話(ネタバレなし)をしたためたいと思います。
【会場レポート】
弊スペースはこんな感じ。全体的にシワシワでした
とても嬉しかったのは、スペースに寄ってくださったほとんどの方が話しかけてくださったことです。
「いつもTwitter拝見してます」と言ってくださったフォロワーさん、「出身地/居住地の擬人化に興味があってきました」という方、「昨年の新刊が良かったので今年も買いに来ました」という方などなど…
多くの方が立ち寄った理由を話してくださったのが、すごく参考になりましたし、昨年の本や、普段の投稿作品について、感想を言ってくださって、諦めなくて良かったと本当に思いました。
そして、TAMAコミの「地の利」の強さを実感しました。
正直、土地擬人化ほど、「頒布する場所」が大事なジャンルはないのではないか、と思っています。
本当にTAMAコミの開催がありがたい。こんなに擬人化している範囲とゆかりのある方と、出会える、見てもらえるイベントはTAMAコミの他にはないので、自分にマッチしたイベントが開催される事が奇跡のようです、もうビックサイトには戻れません!
今後も積極的にTAMAコミへの参加をしたいと考えています。
今回、悔いのあったことはひとつだけ…!キッチンカーに寄れなかったことです。キッチンカーも、最近八王子で名産になりつつあるパッションフルーツを扱ったものがあり、ちゃんと地域要素が…!飲みたかった😭
会場は新しくとても綺麗で、駅も近い(JRからも京八からも近いのが良いですね!)。
今年の冬に八王子の絹織物の展示会が同会場であり、同じ場所で本を売れたのはとても感慨深いように思いました。
【新刊について】
そろそろ通販で購入してくださった方の手元にも、本が届いている頃かと思いますので、ここであとがきのようなものを書きたいと思います。
今回のような「土地とキャラクターの紹介」という内容は、本にして描くつもりは無かった内容でした。
TAMAコミにサークル参加した時点では「平成の大合併」を題材に書くつもりで4月頃から調べものを進めていたのですが、諸事情で描くのが難しくなり、今回は紹介をメインにしたお話となりました。
大合併を描きづらくなった理由の一つに、納得のいく結末を作ることの難しさがありました(行政への批判になってしまわないか、とか…)。しかしながら今回、2019年以降の相模原市の様子を描いたことで、2007年の5人にとって、5人で相変わらず暮らしているという「未来の提示」ができ、結末に対する不安は取り除けたように思います。
今回の本は創作成分が強いです。前作、「まちがいさがし」はかなり事実に準拠していました。町田駅でプロモーション冊子を配る相模原市も、町田のプロモーションなのに相模原市民へインタビューする町田市も、「事実」なのです。
今回の相模原は「相模原市」としてのアクションで語られるのはプロローグとエピローグにあたる部分のみで、主に「相模原さん」という個人、キャラクターの行動、考え方でお話は進みます。それを読んでいる方に受け入れてもらえるかが、正直不安です!
だからできれば感想を聞かせていただけると嬉しいです。
そして何より、読み手にとって行ってみたいと思える本になってることを祈っています。
最後になりますが、今回の原稿作業のお供になった概念ソングの紹介です。
なんとなく、雰囲気の共有ができたら嬉しいです。
《セレモニー/キンモクセイ》
《角を探す人/浦上想起》
《US(アス)/Homecomings》
《わたしたちへ/カネコアヤノ》
《All You Need Is Love/The Beatles》
もし良かったら聴いてみてください!
どれもよい曲!
結びとなりますが、来年は相模原市市制70年の記念の年です。
私も同人活動ではありますが、記念に何か形にできると良いなぁと考えています…!
いまはイベントを終えて、よい意味で空っぽです。また、ここから始まっていきますので、応援をしていただけますと嬉しいです。
また、八王子で会える日を楽しみにしています。
Comments